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WORLD HERITAGE

オーストラリア自然遺産2011年登録

ニンガルー・コースト

西オーストラリアの遠隔海岸に、沿岸サンゴ礁と乾燥した石灰岩台地が隣り合う自然遺産です。ジンベエザメが集まる海域と、地下水・洞窟に適応した希少生物を一体で保護します。

ニンガルー・コースト(オーストラリア)のイメージイラスト

ESSENTIAL FACTS

基本情報と登録基準

登録年
2011年
登録基準
(7)・(10)
種類
自然遺産
国・地域
オーストラリア

WHY IT MATTERS

この世界遺産について

海と乾燥地を結ぶニンガルー・コースト

ニンガルー・コーストは、西オーストラリア州の東インド洋岸にある自然遺産です。海岸近くのニンガルー礁と、ケープ・レンジの乾燥した石灰岩地形、洞窟・地下水系を一体で含み、2011年に基準(vii)(x)で登録されました。UNESCOの登録欄は705,015ヘクタールとし、概要に残る604,500ヘクタールという記述とは異なります。

海岸から近いサンゴ礁

海域にはラグーン、礁、外洋、大陸棚と斜面があり、海岸には砂浜、岩場、河口、マングローブなども見られます。熱帯と温帯の境界に位置するため、両方の海の生物が共存します。サンゴの一斉産卵や季節的な栄養供給に伴う生産性の上昇は、ジンベエザメが集まる現象と結び付いています。

カルストと地下の生物

ケープ・レンジには洞窟、ドリーネ、地下水域が多数あり、暗い地下環境に特殊化した生物を支えます。UNESCOは、古い熱帯雨林の動物相に由来する生物と、小さな完全水生の無脊椎動物が同じ洞窟系に共存する点を特筆しています。地上の乾燥地にも、爬虫類や植物の豊かな多様性があります。海の大型動物だけでは、この遺産の価値を説明しきれません。

二つの登録基準

基準(vii)は色彩豊かな水中景観と乾燥した険しい陸地の対比、ジンベエザメなどの大きな集まりを評価します。基準(x)はサンゴ礁の生物多様性、ウミガメを含む海洋生物の生息地、希少で多様な地下生物を保護する価値です。目立つ海中の景観と、地表からは見えない生態系が組み合わされています。

伝統的所有者との共同管理

西オーストラリア州は2022年10月、ニンガルー沿岸保護区の最終共同管理計画を公表しました。対象は海洋公園に沿う約215キロメートルの沿岸保護区で、世界遺産全体の面積や境界とは別の区分です。州と先住民組織NTGACが協働し、文化・野生生物の保護と地域の機会を結び付ける計画と説明されています。当時のNTGAC代表は、カントリーへの責任、地域での雇用、互いに学び教え合うこと、伝統地名の再導入を語っています。

海と地下水を守る課題

UNESCOの管理説明は、観光に伴う植生や野生動物への影響、地下水の取水、漁業、汚染事故への備え、外来種の管理を挙げています。特に取水量の増加は、脆弱な地下水生生物の生息地に影響し得ます。海域と陸域、複数の機関と地域社会をつなぐ調整が、この遺産を守る上で重要です。

世界遺産検定で押さえるポイント

オーストラリア西岸、2011年登録、基準(vii)(x)の自然遺産です。海岸近くのサンゴ礁、ジンベエザメ、ケープ・レンジのカルストと地下生物が特徴です。水中景観と乾燥地の対比、生物多様性、海と陸をまたぐ管理が要点です。

参考文献

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世界遺産検定で押さえるポイント

  • オーストラリア西岸、2011年登録、基準(vii)(x)の自然遺産です。
  • 海岸近くのサンゴ礁、ジンベエザメ、ケープ・レンジのカルストと地下生物が特徴です。
  • 水中景観と乾燥地の対比、生物多様性、海と陸をまたぐ管理が要点です。
公式の検定運営団体とは関係のない、一次情報に基づく独自の学習支援情報です。

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