WORLD HERITAGE
紅河ハニ棚田群の文化的景観
中国・雲南省南部の哀牢山斜面に、森林、水路、村、棚田が垂直につながる文化的景観です。ハニ族が千年以上継承してきた共同水管理、赤米栽培、家畜・魚との複合農業、信仰と社会組織を伝えます。

ESSENTIAL FACTS
基本情報と登録基準
- 登録年
- 2013年
- 登録基準
- (3)・(5)
- 種類
- 文化遺産
- 国・地域
- 中国
WHY IT MATTERS
この世界遺産について
森林・村・棚田・水系の構成価値
山頂の森林、村落、斜面の棚田、谷の河川が水循環で結ばれ、ハニ族の農業景観を構成します。眺望だけでなく森林が水を蓄え、用水が村と棚田を通る仕組みで読みます。
長期の農耕・共同管理と人びとの歴史
棚田造成と水配分、稲作、家畜、祭礼、家屋が共同体の知識で維持されました。調和した少数民族景観として固定せず、女性・若者の労働、土地権、移住、教育、観光経済の変化を扱います。
登録基準(iii)(v)・検定ポイント
基準(iii)はハニ族の文化・水管理伝統への証言、(v)は森林・村・棚田・河川を統合した土地利用の代表性を評価します。検定では中国・雲南省、紅河、四要素、水循環、二基準を整理します。
水・農業・旅行への配慮
水不足、土砂災害、農薬、耕作放棄、観光施設、人口流出が課題です。住民の生計と食料生産を優先します。季節、畦道、私有地、祭礼、人物撮影は必ず再確認し、作業を妨げません。
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