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イタリア文化遺産2021年登録

ボローニャのポルティコ群

ボローニャのポルティコ群は、私有建物の一階を公共の歩行空間として使う柱廊が12世紀から発展した連続資産です。材料と時代の多様性、都市生活を支える官民の境界、保存課題を解説します。

ボローニャのポルティコ群(イタリア)のイメージイラスト

ESSENTIAL FACTS

基本情報と登録基準

登録年
2021年
登録基準
(4)
種類
文化遺産
国・地域
イタリア

WHY IT MATTERS

この世界遺産について

都市に続く屋根付き歩廊

イタリアのボローニャにあり、2021年に基準(iv)で登録されました。市内に延びる約62キロメートルのポルティコ全体ではなく、その多様性を代表する十二の構成資産が対象です。12世紀から近現代まで、木、石、煉瓦、コンクリートなどを用いてつくられてきました。市の都市計画文書は、柱や角柱、天井、建物側の壁、床からなる空間としてポルティコを扱い、建物の正面の一部と位置付けています。

私有地を公共の通路に

1288年の都市法に示された仕組みは、建物所有者の財産でありながら公共の通行に使われる空間を支えました。住居、商業、宗教施設、公共建築に接続する歩廊は、学生、住民、移住者などが行き交う社会的な場所でもあります。

所有者と市による修理

UNESCOは、維持管理を個々の所有者が担い、市が建設、通行、装飾の規則を定める関係を説明しています。市は2024年1月、床面の補修、落書きの除去、不調和な物の撤去などの工事について、最大60日間の公共用地使用料の免除を案内しました。日常の修理を促す具体的な施策です。

登録基準と継続する建築類型

基準(iv)は、労働者の住居から貴族の邸宅、宗教・公共施設までを結ぶ建築類型が、都市の変化に応じて発展し続けたことを評価します。戦災や修復の履歴もあるため、登録資産は単に古い部材だけでなく、用途と管理の連続性を伝えています。

世界遺産検定で押さえるポイント

  • イタリア、2021年、基準(iv)、十二構成資産。
  • 1288年の都市法、私有・公共利用の屋根付き歩廊。
  • 12世紀から近現代への継続、所有者の維持と市の規則。

参考文献

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世界遺産検定で押さえるポイント

  • イタリア、2021年、基準(iv)、十二構成資産。
  • 1288年の都市法、私有・公共利用の屋根付き歩廊。
  • 12世紀から近現代への継続、所有者の維持と市の規則。
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