WORLD HERITAGE
プレア・ヴィヘア寺院
カンボジア北部の高原縁に築かれたシヴァ神の寺院です。長い南北軸に沿って参道、階段、楼門、祠堂が段階的に連なり、地形と宗教儀礼を結びつけたクメール建築の傑作です。

ESSENTIAL FACTS
基本情報と登録基準
- 登録年
- 2008年
- 登録基準
- (1)
- 種類
- 文化遺産
- 国・地域
- カンボジア
WHY IT MATTERS
この世界遺産について
断崖・参道・寺院の構成価値
ダンレク山地の断崖上に、長い参道、塔門、中庭、聖所、貯水関連施設が地形の軸に沿って配置されます。中央祠堂だけでなく山麓から頂部への移動、眺望、水、儀礼空間の連続で読みます。
クメール王朝・国境と人びとの歴史
複数王の時代に建設・改修され、シヴァ信仰と王権に結びつきました。現代の国境紛争を古代の所有証明へ遡及させず、戦闘で影響を受けた住民、兵士、地雷除去・保存担当者の安全を中心に扱います。
登録基準(i)・検定ポイント
単独の基準(i)は、自然地形を取り込んだクメール建築・空間構成の卓越した創造性を評価します。検定ではカンボジア、ダンレク山地、長い南北軸、シヴァ寺院、アンコールとの違い、基準(i)を整理します。
地雷・斜面・旅行への配慮
地雷・不発弾、国境情勢、斜面浸食、落石、豪雨、石材劣化、観光接触が課題です。安全情報を最優先します。渡航、国境、道路、開館、撮影は必ず再確認し、指定路外へ出ません。
国境の法的判断と世界遺産の文化的価値は別の論点であり、現在の住民の安全を最優先します。
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