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WORLD HERITAGE

カザフスタン自然遺産2008年登録

サリャルカ―カザフスタン北部のステップと湖群

カザフスタン北部のサリャルカは、ナウルズムとコルガルジンの二保護区にステップと淡水・塩湖のモザイクを守ります。渡り鳥、サイガ、変動する水循環、農業・水利用と気候変動を解説します。

サリアルカ:北部カザフスタンの草原と湖群の写真

ESSENTIAL FACTS

基本情報と登録基準

登録年
2008年
登録基準
(9)・(10)
種類
自然遺産
国・地域
カザフスタン

WHY IT MATTERS

この世界遺産について

二保護区・ステップ・湖沼の構成

ナウルズムとコルガルジンの保護区に草原、半乾燥地、森林斑、淡水・塩湖、湿地が広がります。湖を固定した水面とせず、降水、雪解け、河川、蒸発で塩分・面積が大きく変わる動的な生態系として読みます。

渡り経路と湿地生態系

中央アジアを通る複数の渡り経路上で、水鳥が繁殖・換羽・休息・採餌します。フラミンゴなど目立つ鳥だけでなくプランクトン、魚、無脊椎動物、湿地植生と、湖水変動が生む生産性を扱います。個体数は調査年を明示します。

ステップ・草食獣・捕食者

広大な草原はサイガなどの移動性草食獣、鳥類、小型哺乳類、捕食者を支えます。保護区境界だけでは季節移動を守れないため、回廊、農地、道路、放牧地との連続性が重要です。病気や個体数変動を単一原因で説明しません。

遊牧・農業・地域共同体

草原は長く牧畜、移動、漁業、採草に利用されてきました。無人の自然と呼ばず、保護区化と利用規制、集団農業、現在の牧畜・農業との関係を扱います。地域住民、レンジャー、研究者の知識と安全・生計を管理に組み込みます。

登録基準(ix)(x)と遺産価値・検定ポイント

基準(ix)はステップ・湖沼の水循環と生態過程、基準(x)は渡り鳥と草原生物の重要な生息地を評価します。検定ではカザフスタン、二保護区、ステップと湖沼、渡り鳥、サイガ、基準(ix)(x)を整理します。

水利用・火災・密猟・気候変動の保全

上流取水、農業排水・汚染、干ばつ、気候変動、草原火災、道路・送電線、狩猟・密猟が課題です。水位を一律に固定せず自然変動と人為影響を区別し、水質、渡り鳥、サイガ、火災、回廊を広域で監視します。

旅行・野生生物観察への配慮

道路、許可、観察区域、火災、天候、渡り時期は変動するため、必ず再確認します。繁殖地へ近づかず、ドローン・大音量を避け、車で草原を外れて走らず、個体位置を危険にさらしません。

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