WORLD HERITAGE
ルウェンゾリ山地国立公園
ウガンダのルウェンゾリ山地国立公園は、氷河峰、湖、湿地、巨大植物が標高帯に連なる高山生態系です。バコンゾ共同体の文化、登山労働、氷河消失と安全な保全を解説します。

ESSENTIAL FACTS
基本情報と登録基準
- 登録年
- 1994年
- 登録基準
- (7)・(10)
- 種類
- 自然遺産
- 国・地域
- ウガンダ
WHY IT MATTERS
この世界遺産について
氷河峰・湖・湿地・森林の構成
高峰と氷河、渓谷、湖、泥炭湿地、竹林・山地林から高山植生までが大きな標高差に連なります。山頂だけでなく水源、河川、斜面、低地共同体とのつながりを含む高山水文・生態系として読みます。
隆起・氷河・湿潤気候の自然史
地殻変動で形成された山塊に多雨と低温が作用し、氷河・湖・湿地が発達しました。火山として説明せず、地質と侵食を区別します。急速な氷河縮小は景観、水、生態系を変え、過去の地図や写真との比較が重要です。
巨大植物・固有種・標高帯
巨大ロベリアや巨大セネシオなどの高山植物、霊長類・鳥類などが標高・湿度に応じて分布します。象徴種だけでなく土壌、泥炭、花粉媒介、水循環を評価し、登山道周辺の踏圧と外来種を監視します。
バコンゾ共同体・山岳労働と権利
ルウェンゾリはバコンゾの文化・祖先・生計と結びつきます。無人の登山地とせず、保護区設定による利用制限、土地権、ポーター・ガイドの賃金・装備・安全、観光利益への参加を扱います。
登録基準(vii)(x)と価値
基準(vii)は氷河峰、湖、湿地、巨大植物がつくる卓越した山岳景観、基準(x)は標高帯に応じた固有・希少種の重要生息地を評価します。検定では月の山、氷河、巨大植物、基準(vii)(x)を整理します。
氷河消失・火災・登山圧の保全
気温上昇、氷河消失、豪雨、地滑り、山火事、外来種、密猟、登山道侵食、ごみが課題です。氷河・水・泥炭・植生を長期監視し、入山・キャンプ・廃棄物を管理します。地域共同体の生計と安全を支えます。
旅行・高山・健康安全への配慮
許可、ルート、雨、地滑り、健康・治安は変動するため、必ず再確認します。認可ガイドを利用し、高山病・低体温・泥濘に備え、ポーターの荷重・装備・待遇を確認します。
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