WORLD HERITAGE
慶州歴史地域
韓国・慶州に分布する新羅王朝の宮殿跡、古墳、仏教遺跡、山城など五地区からなる文化遺産です。王都の都市構成と東アジア交流、信仰と埋葬、発掘・復元の判断、観光・防災を含む保全を解説します。

ESSENTIAL FACTS
基本情報と登録基準
- 登録年
- 2000年
- 登録基準
- (2)・(3)
- 種類
- 文化遺産
- 国・地域
- 韓国
WHY IT MATTERS
この世界遺産について
五地区と都市景観の構成
南山、月城、大陵苑、皇龍寺、山城の五地区は、信仰、王権、埋葬、寺院、防衛という異なる機能を伝えます。個別の名所一覧にせず、盆地の地形、道路、水系、王都の中心と周縁の関係を地図で捉えます。各地区の登録範囲と緩衝地帯も混同しません。
歴史―新羅王都の形成と変化
新羅の成立、王権強化、仏教受容、統一新羅期の都市・寺院整備、その後の利用変化を年代順に追います。王や高僧だけでなく、建設者、工人、農民、女性、埋葬された人びとの存在を考えます。現代の国民史へ直線的につなげず、朝鮮半島と東アジアの交流を扱います。
古墳・副葬品と人への敬意
積石木槨墳などの構造と金冠・装身具は階層、技術、交易を示しますが、副葬品を宝物ランキングとして消費しません。発掘された遺骨や墓は人の死と記憶に関わります。盗掘、発掘、保存、展示の経緯を示し、復元図は証拠と推定部分を分けます。
登録基準(ii)(iii)と価値
基準(ii)は朝鮮半島と東アジアにおける建築・仏教美術・都市文化の交流、基準(iii)は新羅王朝の文化と王都を伝える顕著な証言を評価します。検定では韓国・慶州、新羅、五地区、仏教遺跡、古墳、基準(ii)(iii)を対応づけます。
発掘・復元・都市生活との保全
地下遺構は開発、交通、豪雨、凍結、植生、来訪者で損傷します。建物復元は教育効果がある一方、根拠の薄い完成像を固定する危険があります。非破壊調査と記録を優先し、復元材を識別可能にします。住民の移動・商業・住宅と保護規制を調整します。
旅行・分散見学と信仰への配慮
各地区は離れており、開館、発掘、交通、夜間公開、寺院行事は変わるため公式情報を必ず再確認します。一日で制覇する収集競争にせず、地域ごとの役割を理解します。墳丘へ登らず、発掘区画へ入らず、礼拝者と地域住民を優先します。
PLAN YOUR VISIT
旅の計画・アクセス
正確なアクセス・営業情報を公式情報源から順次確認しています。訪問前は施設公式サイトと現地の公的情報をご確認ください。
料金・営業時間・交通情報は変更される場合があります。
COMMUNITY JOURNEYS
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