WORLD HERITAGE
雲岡石窟
中国・山西省大同近郊に、北魏の皇帝保護のもと5~6世紀に造営された仏教石窟群です。曇曜五窟を中心に、南・中央アジアの図像と北方・中国の政治文化が交わる初期中国仏教美術を伝えます。

ESSENTIAL FACTS
基本情報と登録基準
- 登録年
- 2001年
- 登録基準
- (1)・(2)・(3)・(4)
- 種類
- 文化遺産
- 国・地域
- 中国
WHY IT MATTERS
この世界遺産について
崖面・洞窟・彫像の構成価値
砂岩崖に大小の洞窟、仏龕、中心塔、巨大仏、壁面彫刻が連なり、礼拝と視覚的教化の空間をつくります。代表的な曇曜五窟だけでなく、洞窟ごとの造営時期、配置、彩色、寄進の違いを比較します。
北魏の移動と制作を担った人びと
北魏王権が平城を都とした時代の仏教政策は重要ですが、僧侶、設計者、石工、彩色職人、寄進者、移住させられた人びとの労働も扱います。様式交流を単一民族の成果へ還元せず、中央・南アジアとの接触を見ます。
登録基準(i)(ii)(iii)(iv)と検定
基準(i)は石窟芸術、(ii)は仏教美術の交流、(iii)は北魏文化の証言、(iv)は石窟寺院の代表性です。検定では山西省大同、北魏、曇曜五窟、巨大仏、シルクロード系の造形交流、四基準を整理します。
砂岩劣化・大気・旅行への配慮
風雨、凍結融解、塩類、大気汚染、地下水、振動、照明、接触が彫刻と彩色へ影響します。閉鎖洞窟の判断を尊重します。公開洞窟、入場枠、天候、照明、撮影は必ず再確認し、彫像や壁面に触れません。
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