百舌鳥・古市古墳群の写真

百舌鳥・古市古墳群

百舌鳥・古市古墳群とは

百舌鳥・古市古墳群は、大阪府の堺市、羽曳野市、藤井寺市にまたがる4世紀後半から5世紀後半にかけて築造された49基の古墳群です。2019年に世界文化遺産に登録されました。この古墳群には、世界最大級の墳墓である仁徳天皇陵古墳(大仙陵古墳)をはじめ、前方後円墳、円墳、方墳など多様な形状と規模の古墳が含まれています。これらの古墳は、古代日本の権力構造と葬送儀礼を物語る類まれな物証です。

主な古墳

古墳名 特徴
仁徳天皇陵古墳(大仙陵古墳) 墳丘長486m。世界最大級の規模を誇る前方後円墳。
応神天皇陵古墳(誉田御廟山古墳) 墳丘長425m。日本で2番目の規模を持つ前方後円墳。
履中天皇陵古墳(石津丘古墳) 墳丘長365m。日本で3番目の規模を誇る前方後円墳。

世界遺産登録基準

  • (iii) 古墳時代の社会政治的構造、社会的格差、そして洗練された葬送儀礼に関する類まれな証拠である。
  • (iv) 墳墓の形状や設計は、古代東アジアにおける独自の古墳文化の顕著な見本である。

百舌鳥・古市古墳群の基本情報

                         
国名 日本
世界遺産の名称 百舌鳥・古市古墳群
遺産の種類 文化遺産
登録年 2019
拡張・範囲変更
危機遺産
危機遺産登録期間
登録基準 (ⅲ)(ⅳ)
備考
範囲(ヘクタール)166.66
地図

関連する世界遺産

  1. バガンの写真

    バガン

  2. パリのセーヌ河岸の写真

    パリのセーヌ河岸

  3. 島の経済を表す真珠産業遺産の写真

    島の経済を表す真珠産業遺産

  4. マラケシュの旧市街の写真

    マラケシュの旧市街

  5. ナウムブルク大聖堂の写真

    ナウムブルク大聖堂

  6. レオン・ビエホの遺跡群の写真

    レオン・ビエホの遺跡群

  7. 登封の歴史的建造物群 ‐ 天地之中の写真

    登封の歴史的建造物群 ‐ 天地之中

  8. レーゲンスブルク旧市街とシュタットアムホーフの写真

    レーゲンスブルク旧市街とシュタットアムホーフ

  9. バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダの写真

    バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ