概要
スクレはボリビアの憲法上の首都であり、1991年に「古都スクレ」として世界文化遺産に登録されました。1538年にスペイン人によって建設され、「白の街」として知られる美しい白壁の植民地時代の街並みが保存されています。アンダルシア地方の建築様式と地元の伝統が融合した独自の景観が特徴です。
世界遺産登録基準
- (iv) 16世紀から保存されている教会群(サン・ラサロ、サン・フランシスコ、サント・ドミンゴなど)や、18世紀の美しい建築物が、ラテンアメリカにおけるヨーロッパ建築の融合を示す好例である点。
主な見どころ
スクレの歴史地区には、植民地時代の面影を色濃く残す歴史的建造物が数多く残されています。
建造物名 | 特徴 |
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カサ・デ・ラ・リベルタ(自由の家) | 1825年にボリビアの独立宣言が署名された場所。現在は歴史博物館として公開されています。 |
スクレ大聖堂 | 16世紀に建設が始まり、18世紀に完成した大聖堂。バロック様式とルネサンス様式が混在しています。 |
ラ・レコレタ修道院 | 街を一望できる丘の上に建つ修道院。美しい回廊と庭園があります。 |