ワルシャワの歴史地区の写真

ワルシャワの歴史地区

概要

「ワルシャワの歴史地区」は、ポーランドの首都ワルシャワの中心部に位置する旧市街です。その歴史は13世紀に遡りますが、この地区が世界遺産として特別な意味を持つのは、第二次世界大戦中に85%以上が意図的に破壊された後、市民の力で戦前の姿に忠実に復元されたためです。この復興事業そのものが評価され、1980年に世界文化遺産に登録されました。

遺産の価値―破壊と復興

ワルシャワ歴史地区の価値は、建築物そのものだけでなく、それが象徴する「破壊に対する国民の意思と復興への希望」にあります。戦後、ポーランド国民は残された資料やカナレットが描いた風景画などを頼りに、13世紀から20世紀初頭までの歴史的建造物群を細心の注意を払って再建しました。この復元事業は、文化遺産の復元と保存の歴史において画期的な出来事であり、その後の多くの都市復興の模範となりました。

登録基準

この世界遺産は、破壊からの復興という例外的な価値に基づき、以下の登録基準を満たして登録されました。

  • (ii) 破壊された文化財を5年以上の歳月をかけて忠実に復元したことは、他の国々の復興活動に大きな影響を与えた。
  • (vi) ポーランド国民の不屈の精神の象徴として、人類史における重要な出来事と強く結びついている。

ワルシャワの歴史地区の基本情報

                         
国名 ポーランド共和国
世界遺産の名称 ワルシャワの歴史地区
遺産の種類 文化遺産
登録年 1980
拡張・範囲変更
危機遺産
危機遺産登録期間
登録基準 (ⅱ)(ⅵ)
備考
範囲(ヘクタール)25.93
地図

関連する世界遺産

  1. トロンデック・クロンダイクの写真

    トロンデック・クロンダイク

  2. ゴンバデ・カーブースの写真

    ゴンバデ・カーブース

  3. アラゴンのムデハル様式建築の写真

    アラゴンのムデハル様式建築

  4. ロバート・ブール・マルクス記念遺産の写真

    ロバート・ブール・マルクス記念遺産

  5. パンノンハルマのベネディクト会修道院と周辺の自然環境の写真

    パンノンハルマのベネディクト会修道院と周辺の自然環境

  6. ビガンの歴史地区の写真

    ビガンの歴史地区

  7. 高敞、和順、江華の支石墓跡の写真

    高敞、和順、江華の支石墓跡

  8. リューカンとノトデンの産業遺産群の写真

    リューカンとノトデンの産業遺産群

  9. ピーコ島のブドウ栽培の景観の写真

    ピーコ島のブドウ栽培の景観