WORLD HERITAGE
サルヴァドール・デ・バイア歴史地区
ブラジルのサルヴァドール・デ・バイア歴史地区は、植民地首都の上下二層都市に行政、港、教会、住宅を残します。奴隷貿易と処罰の記憶、アフリカ系住民の抵抗・信仰、再開発と居住権を解説します。

ESSENTIAL FACTS
基本情報と登録基準
- 登録年
- 1985年
- 登録基準
- (4)・(6)
- 種類
- 文化遺産
- 国・地域
- ブラジル
WHY IT MATTERS
この世界遺産について
上町・下町・港の構成
高台の行政・宗教地区と海岸の港・商業地区が坂道、階段、昇降機で結ばれ、広場、教会、修道院、住宅、市場が展開します。彩色された町並みだけでなく港湾物流、水、食料、家事・商業を支えた都市として読みます。
植民地首都・砂糖・大西洋交易
16世紀にポルトガル植民地の初期首都となり、砂糖、たばこ、金などの交易拠点として発展しました。その富はアフリカから強制連行された人びとの奴隷労働に依存したため、行政・建築の繁栄を奴隷貿易から切り離しません。
ペロウリーニョ・処罰と人びとの尊厳
ペロウリーニョの名称は公的処罰の柱に由来し、暴力の記憶を含みます。鞭打ちを刺激的に再現せず、被害者を匿名の数字にしません。逃亡、キロンボ、宗教・家族維持、自由獲得、反乱などアフリカ系住民の主体性を扱います。
兄弟団・職人・カンドンブレと文化
黒人兄弟団、教会建設、石工・木彫・金工、音楽、食文化、カンドンブレ、カポエイラにアフリカ系共同体の創造と抵抗が表れます。儀礼や人物の撮影・説明は共同体の規則に従い、観光商品として無断利用しません。
登録基準(iv)(vi)と遺産価値・検定ポイント
基準(iv)は植民地行政・港湾都市の建築と上下二層の都市構造、基準(vi)は大西洋奴隷貿易とアフロ・ブラジル文化との深い結びつきを評価します。検定では初期首都、ペロウリーニョ、奴隷制、基準(iv)(vi)を整理します。
斜面・火災・再開発と居住権の保全
豪雨、斜面崩壊、湿気、火災、空き家、交通に加え、20世紀以降の修復・観光化による住民移転と家賃上昇が課題です。外観修復だけでなく安全な住宅・衛生・雇用を整え、アフリカ系住民を計画の中心に置きます。
旅行・信仰生活地区への配慮
治安、交通、昇降機、礼拝、祭礼、修復は変動するため、必ず再確認します。住民・儀礼を無断撮影せず、ペロウリーニョを色彩ある背景だけにせず、地域事業を公正に利用します。
PLAN YOUR VISIT
旅の計画・アクセス
正確なアクセス・営業情報を公式情報源から順次確認しています。訪問前は施設公式サイトと現地の公的情報をご確認ください。
料金・営業時間・交通情報は変更される場合があります。
COMMUNITY JOURNEYS
みんなの訪問記録
この世界遺産の訪問記録はまだありません。
あなたの写真と体験が、次に訪れる人の手がかりになります。


