ヴァールベリのグリメトン無線送信局の写真

ヴァールベリのグリメトン無線送信局

ヴァールベリのグリメトン無線送信局とは

ヴァールベリのグリメトン無線送信局は、スウェーデン南西部のヴァールベリ近郊に位置する長波無線送信局で、2004年に世界文化遺産に登録されました。1922年から1924年にかけて建設され、大西洋を越える初期の無線通信の拠点として重要な役割を担いました。特筆すべきは、現在も稼働可能な状態で保存されている唯一のアレクサンダーソン式発電機式送信機を備えている点です。高さ127mの6本の鉄塔群と新古典主義様式の局舎が、当時の技術的偉業を今に伝えています。

世界遺産としての価値

この遺産は、電子工学時代以前の通信技術の頂点を示す類まれな例として高く評価されています。

  • 登録基準(ii): 第一次世界大戦後の通信技術の発展において重要な段階を示しており、その後の無線通信の基礎を築いた。
  • 登録基準(iv): 前電子時代の長波無線送信局として、完全に近い形で現存する世界で唯一の例であり、歴史上重要な技術の証拠となっている。

主な構成資産

送信局の敷地内には、当時の技術と運用を伝えるための施設が良好な状態で保存されています。

施設 特徴
送信塔 高さ127メートルの鉄塔6本で構成されるアンテナシステム。
送信機棟 アレクサンダーソン式発電機式送信機を収容する新古典主義様式の建物。
職員住宅 送信局の運営に携わった職員とその家族が暮らした住居群。

ヴァールベリのグリメトン無線送信局の基本情報

                         
国名 スウェーデン王国
世界遺産の名称 ヴァールベリのグリメトン無線送信局
遺産の種類 文化遺産
登録年 2004
拡張・範囲変更
危機遺産
危機遺産登録期間
登録基準 (ⅱ)(ⅳ)
備考
範囲(ヘクタール)109.09
地図

関連する世界遺産

  1. スタリ・ラスの遺跡とソポチャニの修道院の写真

    スタリ・ラスの遺跡とソポチャニの修道院

  2. トゥルネーのノートル・ダム大聖堂の写真

    トゥルネーのノートル・ダム大聖堂

  3. 普洱(プーアル)の景邁山古茶林の文化的景観の写真

    普洱(プーアル)の景邁山古茶林の文化的景観

  4. マカオ(澳門)の歴史地区の写真

    マカオ(澳門)の歴史地区

  5. アルプス山脈周辺の先史時代の堀立柱住居群の写真

    アルプス山脈周辺の先史時代の堀立柱住居群

  6. ブルゴーニュのブドウ畑のクリマの写真

    ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ

  7. キトの市街の写真

    キトの市街

  8. カルタゴの考古遺跡の写真

    カルタゴの考古遺跡

  9. エルチェの椰子園の写真

    エルチェの椰子園