WORLD HERITAGE
フランス領南方地域の陸と海
南インド洋のフランス領南方地域は、遠隔火山島、海岸、広大な海域が固有生物と大規模な海鳥・海獣群集を支えます。隔離進化、研究基地、外来種・漁業・気候変動、厳格な入域管理を解説します。

ESSENTIAL FACTS
基本情報と登録基準
- 登録年
- 2019年
- 登録基準
- (7)・(9)・(10)
- 種類
- 自然遺産
- 国・地域
- フランス
WHY IT MATTERS
この世界遺産について
群島・海岸・外洋の構成
クロゼ諸島、ケルゲレン諸島、サン・ポール島とアムステルダム島、それらを囲む広大な海域が連続資産を構成します。一つの島ではなく、火山地形、断崖、湿地、沿岸、海山、外洋を結びます。島ごとの気候・固有種・管理区分を区別します。
隔離進化と陸上生態系
大陸から遠く離れた島では、少数の生物が定着し独自の植物・無脊椎動物・鳥類群集を形成しました。種数の少なさを貧弱とせず、隔離、風、海流、火山活動、厳しい気候がつくる生態過程を読みます。希少種の位置は公開しません。
海鳥・海獣と海洋食物網
多数のペンギン、アホウドリ類、ミズナギドリ類、アザラシ類などが繁殖し、外洋の餌資源と島の繁殖地を往復します。巨大コロニーの映像だけで価値を示さず、オキアミ・魚・イカ、捕食、栄養循環、季節移動を結びます。個体数は最新調査で確認します。
歴史―航海・採取・研究基地
航海者による記録後、アザラシ・クジラ等の過剰採取、漁業、国家利用、科学基地の歴史が重なります。無人の手つかずの自然とせず、収奪と事故、基地職員・船員・研究者の労働を扱います。研究活動自体の外来種・廃棄物・騒音も管理します。
登録基準(vii)(ix)(x)と価値
基準(vii)は荒々しい火山島と大規模野生生物群集の景観、基準(ix)は隔離島と南大洋の生態・進化過程、基準(x)は固有種と世界的に重要な海鳥・海獣繁殖地を評価します。検定ではフランス、南インド洋、遠隔島嶼、三基準を整理します。
外来種・漁業・気候変動の保全
ネズミ、ネコ、ウサギ、植物など外来種、混獲、違法漁業、海洋ごみ、鳥インフルエンザ、海水温・餌資源変化が課題です。根絶事業は非標的種と再侵入を監視し、検疫を徹底します。衛星追跡、漁業監視、長期個体群調査を連携します。
旅行・入域・バイオセキュリティ
一般観光、上陸、船舶、研究許可、検疫、海況は厳格かつ変動するため管理当局の情報を必ず再確認します。許可のない訪問を促さず、衣類・靴・機材を洗浄し、生物へ接近・給餌せず、位置情報を拡散しません。
PLAN YOUR VISIT
旅の計画・アクセス
正確なアクセス・営業情報を公式情報源から順次確認しています。訪問前は施設公式サイトと現地の公的情報をご確認ください。
料金・営業時間・交通情報は変更される場合があります。
COMMUNITY JOURNEYS
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