WORLD HERITAGE
ドーラヴィーラ:ハラッパー都市
インド西部カッチ地方の乾燥地に築かれたハラッパー文明の都市遺跡です。城塞化された区画、水を集めて蓄える施設、工房、墓域、交易資料が、環境に適応した長期的な都市生活を伝えます。

ESSENTIAL FACTS
基本情報と登録基準
- 登録年
- 2021年
- 登録基準
- (3)・(4)
- 種類
- 文化遺産
- 国・地域
- インド
WHY IT MATTERS
この世界遺産について
城壁都市・貯水池・街区の構成価値
カッチ地方の島状高地に、城塞、中市街、下市街、門、道路、工房、墓域、多数の貯水施設が計画的に配置されます。石造建築だけでなく季節水を集め、蓄え、配分する都市システムとして読みます。
ハラッパー文明と交易の歴史
長期間にわたり都市が形成・再編され、工芸、農牧、海陸交易に関わりました。突然消滅という物語を避け、気候、水、交易、人口移動の複数仮説を区別し、現代民族と直接同一視しません。
登録基準(iii)(iv)・検定ポイント
基準(iii)はハラッパー文明への卓越した証言、(iv)は計画都市・防御・水管理の代表例を評価します。検定ではインド・グジャラート、カッチ、貯水池、三層の市街、インダス文明、二基準を整理します。
塩害・水・旅行への配慮
塩類、風雨、極端な暑熱、地震、地下水、発掘遺構の露出、観光が課題です。年代と文字解読の不確実性を保ちます。開館、道路、暑熱、水、撮影は必ず再確認し、遺構へ登りません。
未解読のインダス文字を特定言語と断定せず、印章や標識の用途も複数仮説として示します。
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