WORLD HERITAGE
コルキスの雨林・湿地群
ジョージア黒海沿岸のコルキスの雨林・湿地群は、温暖多湿な森林、泥炭地、湿地を結ぶ連続自然遺産です。氷期を生き延びた系統と固有種、泥炭の水・炭素機能、排水や侵入種への対応を解説します。

ESSENTIAL FACTS
基本情報と登録基準
- 登録年
- 2021年
- 登録基準
- (9)・(10)
- 種類
- 自然遺産
- 国・地域
- ジョージア
WHY IT MATTERS
この世界遺産について
黒海沿岸から山地へ広がる自然遺産
ジョージア西部の黒海沿岸に位置し、2021年に基準(ix)(x)で登録されました。七つの構成資産が温帯雨林、泥炭地、湿地を含み、海面付近から標高2,500メートル超までの環境を示します。2023年の小規模境界変更を記載するUNESCO登録欄では、面積は31,253ヘクタールです。
氷期を生き延びた森林
コルキスは、寒冷・乾燥化の時期にも古い植物系統が残った避難地です。多様な落葉樹の下に常緑の低木が生育する森林は、熱帯ではない地域の多雨林を代表します。長い時間の気候変動と地形の違いを背景に、標高に応じた植生の変化や豊かな固有性が形成されました。
雨水が支える泥炭地
UNESCOが特徴に挙げる浸透型の泥炭地は、降水を水源として形成されます。水位の変化に応じて泥炭の表面が上下する性質もあり、森林とは異なる水文過程を示します。基準(ix)は、森林の垂直方向の変化や湿地の形成を含む、進行中の生態・生物学的過程を評価しています。
生物多様性と保全
基準(x)は、古い系統や固有種、絶滅のおそれのある生物を支える生息域を評価します。河川・湿地にはチョウザメ類の重要な生息場所があり、黒海沿岸は渡り鳥の移動にも関わります。UNESCOは20世紀の低地森林・湿地の大きな減少を背景に、残された森林と湿地を保つ意義を説明しています。
世界遺産検定で押さえるポイント
- ジョージア、2021年登録、自然遺産、基準(ix)(x)。
- 黒海沿岸、七構成資産、温帯雨林と泥炭地・湿地。
- 氷期の避難地、古い系統と固有性、雨水に依存する泥炭地の水文過程。
参考文献
PLAN YOUR VISIT
旅の計画・アクセス
正確なアクセス・営業情報を公式情報源から順次確認しています。訪問前は施設公式サイトと現地の公的情報をご確認ください。
料金・営業時間・交通情報は変更される場合があります。
EXAM ESSENTIALS
世界遺産検定で押さえるポイント
- ジョージア、2021年登録、自然遺産、基準(ix)(x)。
- 黒海沿岸、七構成資産、温帯雨林と泥炭地・湿地。
- 氷期の避難地、古い系統と固有性、雨水に依存する泥炭地の水文過程。
COMMUNITY JOURNEYS
みんなの訪問記録
この世界遺産の訪問記録はまだありません。
あなたの写真と体験が、次に訪れる人の手がかりになります。

