レプティス・マグナの考古遺跡の写真

レプティス・マグナの考古遺跡

概要

レプティス・マグナは、リビアの地中海沿岸に位置する古代ローマの都市遺跡です。紀元前10世紀頃にフェニキア人によって建設され、後にローマ帝国の下でアフリカにおける最も重要な都市の一つとして繁栄しました。特に、この地出身の皇帝セプティミウス・セウェルス(在位193年~211年)の時代に大規模な都市整備が行われ、壮麗な公共建築物が次々と建てられました。その保存状態の良さから「地中海のローマ」と称され、1982年に世界文化遺産に登録されました。

世界遺産登録基準

レプティス・マグナは、以下の基準を満たしたことが評価されています。

  • (i) セプティミウス・セウェルス帝の治世下で整備された都市は、ローマの都市計画と芸術の傑作です。
  • (ii) ローマの伝統的な建築様式と、アフリカや東方の要素が融合した独特の芸術を生み出しました。
  • (iii) 地中海世界におけるローマ帝国の栄華と都市文化を今に伝える、比類ない証拠です。

主な見どころ

都市遺跡には、ローマ時代の壮大な建築物が数多く残されています。

遺跡名 特徴
セプティミウス・セウェルスの凱旋門 皇帝の即位と故郷への凱旋を記念して建てられた四面楚歌式の壮大な門。
劇場 紀元1-2年に建造された半円形の劇場で、約15,000人を収容可能。
フォルム(公共広場) セウェルス朝時代に拡張された広場。神殿やバシリカに囲まれていた。
バシリカ 公会堂や裁判所として使用された壮麗な建物。大理石の彫刻が見事。
ハドリアヌス帝の浴場 ローマ市民の社交場であった大規模な公共浴場。

レプティス・マグナの考古遺跡の基本情報

                         
国名 リビア
世界遺産の名称 レプティス・マグナの考古遺跡
遺産の種類 文化遺産
登録年 1982
拡張・範囲変更
危機遺産 登録(継続)
危機遺産登録期間 Y 2016
登録基準 (ⅰ)(ⅱ)(ⅲ)
備考
範囲(ヘクタール)387.485
地図

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