小笠原諸島とは

小笠原諸島は東京から南へ約1,000km、太平洋上に浮かぶ大小30余りの島々からなる諸島です。2011年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。一度も大陸と陸続きになったことがない「海洋島」であるため、島固有の進化を遂げた動植物が数多く生息しており、「東洋のガラパゴス」とも称されます。行政上は東京都に属しています。

世界遺産としての価値

登録基準(ix):生態系・生物学的過程

小笠原諸島は大陸から隔絶された海洋島として独自の進化を遂げた固有種の宝庫です。440種を超える固有植物が自生し、陸産貝類の固有率は約94%にのぼります。島ごとに独立して進化した同属別種の存在など、生物地理学上・進化生物学上きわめて重要な研究フィールドとなっています。

主な見どころ

父島:定期船が就航する諸島の中心地。ドルフィンスイムやホエールウォッチング(冬季)、シュノーケリングなど豊富なマリンアクティビティが楽しめます。

母島:父島からさらに船で2時間。より原生的な自然が残り、固有植物の観察や野鳥ウォッチングに適しています。

南島:上陸にガイド同行が必要な無人島。扇池の美しいエメラルドグリーンと白い砂浜が絶景です。

アクセス

竹芝桟橋(東京)から父島・二見港まで小笠原海運の定期船「おがさわら丸」で約24時間。週1〜2便運航(季節により変動)のため、旅行計画は余裕をもって立てることが重要です。島内に空港はありません。

参考文献

の基本情報

                         
国名
世界遺産の名称
遺産の種類
登録年
拡張・範囲変更
危機遺産
危機遺産登録期間
登録基準
備考
範囲(ヘクタール)
地図