概要
コロとその港は、ベネズエラ北西部のカリブ海沿岸に位置する、国内最古級の植民都市です。1527年にスペインによって建設され、土や日干しレンガを用いた建築が特徴です。スペインの様式を基盤としながら、オランダや現地の先住民の建築技術が融合した独自の景観が評価され、1993年に世界文化遺産に登録されました。しかし、自然災害による建物の損傷などから、2005年より危機遺産リストに記載されています。
遺産の価値
コロの町並みは、カリブ海地域におけるスペイン植民地時代の都市計画と建築様式を今に伝える貴重な例です。特に、アドベ(日干しレンガ)を用いた建築群は、この地域全体の建築様式に大きな影響を与えました。
登録基準
- (iv) スペイン、オランダ、そして現地の伝統技術が融合した、カリブ海地域における植民都市建築の顕著な例である。
- (v) この地域独自の建築様式と都市景観が、非常に良い状態で保存されている顕著な例である。
主な見どころ
| 見どころ | 特徴 |
|---|---|
| 歴史地区の町並み | カラフルな壁と白い窓枠が特徴的な、スペイン植民地時代の建物が並びます。 |
| サン・クレメンテ大聖堂 | 16世紀に建設が始まった、ベネズエラで最も古い大聖堂の一つです。 |
| ロス・メダノス砂丘 | コロの港の近くに広がる広大な砂丘。町の歴史的景観とは対照的な自然の風景が楽しめます。 |
参考文献
UNESCO World Heritage Centre. 「コロとその港」. https://whc.unesco.org/ja/list/658

