WORLD HERITAGE
ブラジリア
ブラジリアはルシオ・コスタの都市計画とオスカー・ニーマイヤーの建築で建設された近代首都です。交通軸、行政空間、建設労働者、立ち退きと周辺都市、車依存・社会格差の保全課題を解説します。

ESSENTIAL FACTS
基本情報と登録基準
- 登録年
- 1987年
- 登録基準
- (1)・(4)
- 種類
- 文化遺産
- 国・地域
- ブラジル
WHY IT MATTERS
この世界遺産について
二つの軸と都市機能の構成
記念軸と道路・居住軸が交差し、行政中枢、スーパークアドラ、商業・文化区域、人工湖、緑地が機能別に配置されます。飛行機型という通俗的図像だけでなく、歩行、道路、公共空間、日常サービスの実際から読みます。
内陸遷都と建設の歴史
沿岸偏重を改め国土統合を目指す国家計画として、二十世紀半ばに短期間で建設されました。未来都市の成功譚だけでなく、先住民の土地史、農村・地域住民への影響、権威主義的な開発決定、財政と環境改変を扱います。
コスタ・ニーマイヤー・構造技術
ルシオ・コスタの都市計画、オスカー・ニーマイヤーの曲線的造形、構造技術者の協働により、議会、大聖堂、宮殿、住宅が実現しました。設計者名だけでなくコンクリート、型枠、設備、造園、維持管理の技術を扱います。
カンダンゴと周辺都市の格差
各地から集まった建設労働者カンダンゴが危険な労働と仮設生活を担いましたが、完成後の計画地区から多くが排除され周辺都市へ居住しました。人種・階級格差、家事労働、通勤、非公式居住を、モダニズム景観の外へ置きません。
登録基準(i)(iv)と価値
基準(i)は都市計画・建築・景観を統合した近代的創造、基準(iv)は二十世紀都市計画理念を首都規模で実現した代表例として評価します。検定では内陸遷都、コスタ、ニーマイヤー、二軸、スーパークアドラ、基準(i)(iv)を整理します。
車依存・改変・生活都市の保全
車依存、歩行困難、空地転用、高層化、広告、建物劣化、人工湖の水質、周辺都市との格差が課題です。形態を凍結するだけでなく公共交通、バリアフリー、住宅、気候適応を改善し、住民参加で近代遺産を更新します。
旅行・行政地区・暑熱への配慮
施設公開、行政行事、交通、抗議活動、暑熱は変動するため、必ず再確認します。広大な距離と日射を考慮し、行政区域の規則を守り、記念建築とカンダンゴ・周辺都市の生活を併せて学びます。
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旅の計画・アクセス
正確なアクセス・営業情報を公式情報源から順次確認しています。訪問前は施設公式サイトと現地の公的情報をご確認ください。
料金・営業時間・交通情報は変更される場合があります。
GRADE 3 CURRICULUM
世界遺産検定3級での位置づけ
近代国家の成立と世界の近代化
国家体制と産業化の変化を、建築・都市・産業遺産と結び付けます。
- 国・地域:ブラジル
- 種類:文化遺産
- 登録年:1987年
- 登録基準:(1)・(4)
この章で結び付けて学ぶテーマ
- 絶対王政
- 啓蒙専制君主
- 周辺主権国家
範囲確認:現行の公式重要語句・訂正情報で掲載を補強確認
第7章の学習ガイドへ 世界遺産ライブラリによる独自の学習支援です。公式問題・公式テキストの転載ではなく、公式公開情報と一次情報を基に構成しています。EXAM STUDY
検定対策の独自解説
世界遺産検定3級
ブラジリア:20世紀モダニズムの計画首都を押さえる
試験で押さえたい要点
ブラジリアはブラジルの内陸開発と近代化を進めるため、1956〜1960年に建設された新首都です。何もない土地から短期間で計画的につくられました。
二人の設計者
都市計画はルシオ・コスタ、主要建築はオスカー・ニーマイヤーが担当しました。東西のモニュメンタル軸と、地形に沿って曲がる南北の居住・交通軸が都市骨格です。
モダニズム都市
行政、居住、交通、公共空間を機能別に配置し、ル・コルビュジエら近代都市計画の理念を大規模に実現した20世紀都市です。
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