姫路城とは
兵庫県姫路市に位置する姫路城は、白漆喰総塗籠造りの白亜の外観から「白鷺城(しらさぎじょう)」とも呼ばれる日本の城郭建築の最高傑作です。1993年に法隆寺とともに日本初の世界文化遺産に登録されました。戦争や火災による焼失を免れた完全な形で現存する天守閣は、江戸時代初期(1609年)の築城技術を今に伝えています。
世界遺産としての価値:2つの登録基準
登録基準(i):傑出した芸術作品
大天守を中心に東・西・乾の三小天守と多数の渡り廊下が有機的に連結した複合天守の構造美は、日本の城郭建築における最高の芸術的達成として評価されています。防御機能と美しさを高次元で両立させた設計は、現在も見る者を圧倒します。
登録基準(iv):建築様式の重要な例
日本の城郭建築が完成形を迎えた17世紀初頭の代表的実例として、木造城郭建築の技術史上きわめて重要な存在です。
主な見どころ
大天守:6階建て地下1階の木造天守。最上階からは姫路市街と播磨平野を一望できます。
西の丸・百間廊下:長大な廊下と多数の部屋が連なる館。千姫ゆかりの地でもあります。
好古園:城西側に広がる池泉回遊式日本庭園。城とのコントラストが美しい。
桜・夜間ライトアップ:春の桜シーズンと夜間ライトアップ時の白壁が黄金に輝く姿は絶景です。
アクセス
JR「姫路駅」・山陽姫路駅から徒歩約20分またはバスで約5分。新大阪から新幹線で約30分、大阪から在来線で約1時間。
