厳島神社とは
広島県廿日市市の宮島(厳島)に建つ厳島神社は、瀬戸内海に浮かぶ海上の社殿で知られる神社です。1996年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。満潮時に海上に浮かびあがる朱塗りの大鳥居と社殿群は、日本三景のひとつとして古来より多くの人を魅了してきました。
世界遺産としての価値:3つの登録基準
登録基準(i):傑出した芸術作品
海中に柱を立てて造営された平安様式の社殿建築は、自然との調和という日本の美意識を極限まで追求した傑作です。干満による景観の変化が神域としての神秘性をさらに高めています。
登録基準(ii)・(iv)
海を御神体として崇拝する日本固有の宗教観の証として、また寝殿造りの技法を海上に応用した独自の建築様式の典型として評価されています。
主な見どころ
大鳥居:海中にそびえる高さ約16mの木造鳥居。満潮時には鳥居まで小舟で近づくことができます。
本社本殿・回廊:海上に渡された朱塗りの回廊が各社殿をつなぐ独特の構造。潮の満ち引きによって表情が変わります。
五重塔・多宝塔:境内の高台に立つ塔からは宮島全体を見渡せます。
弥山(みせん):標高535mの島の最高峰。ロープウェイで山頂付近まで行け、瀬戸内海の絶景が広がります。
アクセス
JR山陽本線・広島電鉄「宮島口駅」からフェリーで約10分。広島市内から路面電車と徒歩でもアクセスできます。
