WORLD HERITAGE
峨眉山と楽山大仏
中国・四川省の仏教聖地・峨眉山と、三つの川の合流点を望む岩壁に彫られた楽山大仏から成る複合遺産です。寺院建築と信仰景観、標高差が育む豊かな生物多様性を併せ持ちます。

ESSENTIAL FACTS
基本情報と登録基準
- 登録年
- 1996年
- 登録基準
- (4)・(6)・(10)
- 種類
- 複合遺産
- 国・地域
- 中国
WHY IT MATTERS
この世界遺産について
山・森林・大仏の構成価値
峨眉山の峰、渓谷、森林、寺院、巡礼路と、川の合流点に彫られた楽山大仏が複合遺産を構成します。巨大像と山頂を別々の名所にせず、水系、地形、信仰、生物相が結びつく地域景観で読みます。
仏教史と制作・巡礼の人びと
中国仏教の展開や普賢菩薩信仰に加え、僧尼、寄進者、石工、運搬者、船頭、巡礼者、周辺住民を扱います。楽山大仏の造営を一人の僧の逸話だけにせず、長期の工事と水運安全への願いを考えます。
登録基準(iv)(vi)(x)と検定
基準(iv)は寺院群と巨大石仏、(vi)は仏教伝統との結びつき、(x)は標高差のある森林の生物多様性です。検定では四川省、中国の複合遺産、普賢菩薩、楽山大仏、文化二・自然一基準を整理します。
水害・石仏・山岳旅行への配慮
豪雨、河川増水、石材風化、植物、崖の排水、森林火災、群衆が課題です。大仏と山では条件が異なります。船、階段、登山道、天候、閉鎖は必ず再確認し、野生動物へ餌を与えません。
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