本文へ移動
世界遺産ライブラリWORLD HERITAGE LIBRARY

WORLD HERITAGE

中国文化遺産2000年登録

青城山と都江堰水利(灌漑)施設

中国・四川省の青城山と、紀元前3世紀に始まり現在も成都平原へ水を送る都江堰から成る文化遺産です。道教の重要な発祥地と、ダムに頼らず分水・排砂・洪水調節を行う水利技術を結びます。

青城山と都江堰水利(灌漑)施設(中国)のイメージイラスト

ESSENTIAL FACTS

基本情報と登録基準

登録年
2000年
登録基準
(2)・(4)・(6)
種類
文化遺産
国・地域
中国

WHY IT MATTERS

この世界遺産について

青城山と都江堰とは

中国・四川省の成都平原西縁にある文化遺産です。道教史の青城山と、岷江の水を制御する都江堰水利施設という性格の異なる二つの要素から成り、2000年に登録されました。

紀元前3世紀から続く水利

都江堰は秦の時代、紀元前256年ごろに李冰の指導で建設された水利施設です。岷江の流れを利用し、成都平原への灌漑、洪水調節、排砂、水運、生活用水を支えてきました。唐・宋・元・明など各時代に改修・拡張され、古代の設計思想を受け継ぎながら、現役の水利施設として使われています。

魚嘴・飛沙堰・宝瓶口の連携

魚嘴分水堤が岷江を内江と外江へ分け、飛沙堰が余分な水や土砂を外江へ逃がし、宝瓶口が成都平原へ入る水を導いて水量を制御します。三つの主要施設に補助堤防や水路が加わり、分水・排砂・洪水調節が連動します。川を完全にせき止めるダムではなく、地形や川の流れを生かした仕組みが核心です。

青城山と道教

UNESCOは青城山を、張陵が142年に道教の教えを創始した地として説明しています。晋・唐以降に寺観が建てられ、17世紀には思想・信仰の中心として再興しました。張陵の説教の地に建てられた常道観や建福宮などは、四川西部の伝統建築と宗教文化を伝えます。

使い続ける施設と建築の修復

水利施設の機能と寺観の宗教利用は、継続的な維持管理と結び付いています。UNESCOの保全記述によると、2008年5月12日の四川大地震で水利施設には基本的に被害がなかった一方、一部の道教建築が損傷しました。その後、国家文物局、上海市政府、マカオ基金会の支援を受けて修復されたと記されています。水利と宗教建築では被害の状況も保全の対象も異なります。

登録基準と世界遺産検定のポイント

2000年登録の文化遺産で、登録基準は(ii)(iv)(vi)です。
基準(ii)は水管理・技術発展の重要な到達点、(iv)は古代中国の科学技術を示す水利施設、(vi)は青城山の寺観と道教の成立との関係を評価しています。
四川省、岷江、紀元前3世紀の都江堰、魚嘴・飛沙堰・宝瓶口、張陵と青城山が主な要点です。

参考文献

PLAN YOUR VISIT

旅の計画・アクセス

確認日未登録
旅行実務情報を確認中です

正確なアクセス・営業情報を公式情報源から順次確認しています。訪問前は施設公式サイトと現地の公的情報をご確認ください。

料金・営業時間・交通情報は変更される場合があります。

EXAM ESSENTIALS

世界遺産検定で押さえるポイント

  • 2000年登録の文化遺産で、登録基準は(ii)(iv)(vi)です。
  • 基準(ii)は水管理・技術発展の重要な到達点、(iv)は古代中国の科学技術を示す水利施設、(vi)は青城山の寺観と道教の成立との関係を評価しています。
  • 四川省、岷江、紀元前3世紀の都江堰、魚嘴・飛沙堰・宝瓶口、張陵と青城山が主な要点です。
公式の検定運営団体とは関係のない、一次情報に基づく独自の学習支援情報です。

COMMUNITY JOURNEYS

みんなの訪問記録

この世界遺産の訪問記録はまだありません。

あなたの写真と体験が、次に訪れる人の手がかりになります。