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WORLD HERITAGE

アルゼンチン自然遺産2017年登録

ロス・アレルセス国立公園

アルゼンチンのロス・アレルセス国立公園は、氷河湖とアンデス・パタゴニア森林に長寿のアレルセ老齢林を守ります。氷河地形、森林生態、先住民族、外来種・大規模火災・気候変動を解説します。

ロス・アレルセス国立公園の写真

ESSENTIAL FACTS

基本情報と登録基準

登録年
2017年
登録基準
(7)・(10)
種類
自然遺産
国・地域
アルゼンチン

WHY IT MATTERS

この世界遺産について

氷河湖とパタゴニア森林の構成

山地、氷河湖、河川、湿地、温帯森林がチリ国境近くに連続し、降水勾配に応じ植生が変わります。長寿のアレルセ一本だけを価値とせず、若木、混交林、水系、山地回廊を一体として読みます。

氷河地形と森林の歴史

過去の氷河が深い谷と湖盆、モレーンを形成し、氷が退いた後に森林が広がりました。アレルセの年齢・最大値は測定方法と個体を確認し、『太古から変化しない森』とは言いません。火災・洪水・倒木も森林史の一部です。

老齢林・水系・生態過程

巨大で長寿なアレルセは炭素と微小生息地を蓄え、倒木は更新と栄養循環を支えます。湖・河川は水生生物と森林を結びます。種子散布、病害、遺伝的多様性を扱い、象徴樹種だけの単一種保全にしません。

先住民族・地域共同体と公園史

マプチェ系など先住民族は山、湖、植物、道と関係してきました。国立公園化を無人自然の保護とせず、土地利用制限・移住の歴史を確認します。現在の共同体を権利主体として、地名、文化的利用、共同火災管理を尊重します。

登録基準(vii)(x)と価値

基準(vii)は氷河湖、山、原生的森林がつくる卓越した景観、基準(x)はアレルセ老齢林とアンデス・パタゴニア生物多様性の重要生息地を評価します。検定ではアルゼンチン、氷河湖、長寿樹アレルセ、基準(vii)(x)を整理します。

外来種・大規模火災・気候の保全

外来サケ科魚類・シカなど、山火事、干ばつ、気温上昇、病害、観光、違法採取が課題です。火災時は人命・地域住民・レンジャー安全を優先し、老齢林・若齢林の被害を監視します。火の利用を地域知と科学で調整します。

旅行・火災・湖上安全

道路、船、火災、キャンプ規則は変動するため、必ず再確認します。火を使わず樹皮へ触れず、湖へ外来生物を移さず、先住民族の場所・指示を尊重します。

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