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世界遺産ライブラリWORLD HERITAGE LIBRARY

WORLD HERITAGE

ブラジル文化遺産2012年登録

山と海の間のカリオカの景観群:リオデジャネイロ

リオデジャネイロのカリオカ景観は、山、森林、湾、海岸と、庭園・都市空間が織りなす文化的景観です。先住民・奴隷制、植林、ファヴェーラ、環境格差と景観保全を解説します。

リオデジャネイロ:山と海の間のカリオッカの景観の写真

ESSENTIAL FACTS

基本情報と登録基準

登録年
2012年
登録基準
(5)・(6)
種類
文化遺産
国・地域
ブラジル

WHY IT MATTERS

この世界遺産について

山・森林・湾・都市景観の構成

チジュカ国立公園、コルコバード山、植物園、グアナバラ湾、コパカバーナ海岸などが都市の建築・公共空間と連なります。展望写真だけでなく水系、斜面、緑地回廊、住宅地、交通、海岸利用を含む生きた大都市景観として読みます。

都市形成と自然改変の歴史

植民都市は港湾、農園、王都・首都機能の拡大に伴い山と海の間へ広がりました。森林伐採後の水不足を背景に植林も行われました。自然と都市の調和を自明とせず、土地取得、斜面居住、埋立、道路建設を時系列で追います。

庭園・植林・景観設計

再生林、植物園、海岸遊歩道、公園・眺望点は自然過程と人の設計・管理が重なります。著名設計者だけでなく植林労働者、庭師、清掃、保守、地域住民の知識を扱い、外来植物と在来生態系の関係も評価します。

先住民・奴隷制・ファヴェーラと格差

都市形成は先住民の土地喪失、奴隷化されたアフリカ系の人びとの港湾・建設・家事労働と結びつきました。現代のファヴェーラを景観上の問題とせず、住宅権、災害リスク、警察暴力、観光利益と環境サービスの格差を人びと中心に扱います。

登録基準(v)(vi)と価値

基準(v)は山・森林・海と都市文化が相互に形成した景観、基準(vi)は芸術・文学・音楽など世界的な都市表象との関連を評価します。検定ではカリオカ、チジュカ、コルコバード、海岸景観、基準(v)(vi)を整理します。

斜面災害・水質・都市圧の保全

豪雨、地滑り、山火事、外来種、湾の汚染、海岸侵食、交通、建築の高層化、社会格差が課題です。森林・水・斜面・眺望を統合監視し、危険地区の住民を一方的に排除せず、安全な住宅と共同管理を支えます。

旅行・都市と自然への配慮

治安、登山道、交通、天候、遊泳水質、施設は変動するため、必ず再確認します。危険区域へ無理に入らず、住民を無断撮影せず、景観美と奴隷制・住宅格差・環境問題を併せて学びます。

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