WORLD HERITAGE
パラチーとイーリャ・グランデ―文化と生物多様性
ブラジルのパラチーとイーリャ・グランデは、大西洋岸森林、島嶼・海域、植民都市、先住民族・キロンボ・カイサラ共同体が連続する複合遺産です。奴隷制、土地権、生物多様性、観光・気候圧力を解説します。

ESSENTIAL FACTS
基本情報と登録基準
- 登録年
- 2019年
- 登録基準
- (5)・(10)
- 種類
- 複合遺産
- 国・地域
- ブラジル
WHY IT MATTERS
この世界遺産について
山・森林・海・町の構成
海岸山地の大西洋岸森林、マングローブ、島、海域、パラチーの歴史都市、伝統共同体の土地が一体です。旧市街だけ、または森林だけの遺産ではなく、山から川、湾、島へ続く水・生物・人の移動を読む複合景観です。
植民港・交易・土地利用の歴史
パラチーは金・商品を運ぶ植民地港として発展し、後にコーヒーなどの経済と関係しました。繁栄を港町の美しさだけで語らず、先住民族の土地侵害、奴隷化されたアフリカ系の人びとの強制労働、交易路の暴力を扱います。
大西洋岸森林と海洋生態系
標高差の大きい森林、河川、マングローブ、岩礁、海草・海洋域が多様な生息地をつくります。固有・希少種だけでなく、魚類移動、栄養循環、種子散布を扱います。森林と海を別管理にせず流域の水質を守ります。
先住民族・キロンボ・カイサラの権利
先住民族、逃亡奴隷の子孫を含むキロンボ共同体、沿岸のカイサラ共同体は現在の権利主体です。漁労、農林利用、舟、祭礼の知識を保全の障害とせず、土地権、事前同意、共同管理、観光収益を尊重します。
登録基準(v)(x)と価値
基準(v)は海岸山地・島嶼環境へ適応した植民都市と伝統共同体の土地利用、基準(x)は大西洋岸森林と海洋の重要な生物多様性を評価します。検定ではブラジルの複合遺産、文化基準(v)・自然基準(x)を整理します。
土地圧・観光・豪雨・海面上昇
不動産開発、観光、違法伐採・漁業、道路、汚水、豪雨・地滑り、高潮・海面上昇が課題です。住民を景観維持のために排除せず、土地権と住宅、防災、地域漁業を支えます。陸海統合監視と入域管理を行います。
旅行・共同体・海上安全
船、豪雨、共同体訪問、保護区規則は変動するため、必ず再確認します。共同体や儀礼を無断撮影せず、土地へ入らず、認可された地域ガイドと事業者を利用します。
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旅の計画・アクセス
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料金・営業時間・交通情報は変更される場合があります。
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